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【ライフスタイル】家はいつ買うのがいいのか?

女性のキャリアとどう関係があるのか?と言われそうな「家の買いどき問題」。
ワーママが当たり前になり、保育園不足や、シッターさんや家事代行サービスのお世話になることを考えると、家をいつ買うか?は結構大きなポイントになる感じがしています。
私個人の考えとしては、早くとも「通いたい小学校が決まってから」が良いのではないかと思っています。

理由の1つ目は、「賃貸なら保育園にあわせて引っ越せる」こと。
今は保育園に入りづらい時代です。保育園の方針や保育の質も考えると、駅から多少遠くて不便でも「この保育園なら安心して預けられる」という保育園に預けたいのも親心。
激戦区なら駅から多少遠いけど競争率が少しは低い穴場的保育園を狙うのも戦略の一つです。
となると、持ち家で「通える範囲が限られる」のは圧倒的に不利。「決まった園の近くに引っ越す」ぐらい柔軟に対応できるなら、入れる可能性が高まるかもしれません。

2つ目は、「賃貸ならシッターさんや家事代行など他人を家に入れやすい」こと。
私自身は、シッターさんや家事代行の方をお願いするのに「心のハードル」がものすごく高いと感じていて(私だけでなく夫も)、それは我が家が「戸建ての持ち家である」ことと相関があるように思っています。
もう何があっても引越ししないと思うと、知らない他人に家や家族構成(特に子供の名前や年齢など)を知られるのは結構不安かも…と思ってしまったり、留守中に鍵を預けて家事をやってもらうなんて絶対無理!と思う自分がいます。
私と同様、心配性で慎重な夫を説得できる自信もありません。
これ、賃貸で「数年の間には引っ越していなくなるだろう」という状態なら、心のハードルはぐっと下がると思います。
そもそも賃貸だと「土地の権利書」とかないですし、「家に置いてある重要なもの」も少なくてすみます。
実際、気軽にシッターさんや家事代行を利用している友人は、賃貸に住んでいる人が多いように思います。

3つ目は、ワーママに限ったことではありませんが、「賃貸なら小学校が選べる」こと。
学校選択制で学校が選べる自治体もありますが、学区がしっかり決まっていて越境ができない自治体もあります。
学区をあまり考えずに家を買ってしまい、いざ小学校入学となったところで学区が壁となって希望の小学校に行けず、困っていた方もいました。
私立の小学校に通うなら、低学年の間だけでも学校の近くに住むことも視野に入れれば幅広く学校選びができます。

家を買うなら、子供が小学校に入学したり、もうシッターさんのお世話にならなくてもいい年齢になったあたりで家を購入するのが良いのではないかと思います。家事代行も賃貸時代に使ってみて、安心できる方や業者さんが見つかったら持ち家になっても継続すれば良いと思います。

そういうわけで我が家は家事代行もシッターさんも利用することなく、いつもバタバタ過ごしています。
そして結婚1年目で購入したマンションを8年目に売って、違う地域の戸建てに引っ越すという、なんとももったいないこともしています。
損得よりも「大変な子育て期を乗り切る」手段として、外部リソースが使いやすい賃貸を選ぶ、というのも戦略の一つだったな、と今更ながら思う次第です。

by kumikokubo | 2017-01-25 15:11 | ライフスタイル