女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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主婦の再就職について考える・その2

去年から何度か「ママのキャリアを考えるワークショップ」のお手伝いをしています。
といっても友達と二人で、参加者も数人という超こぢんまりのワークショップですが。
友達が主宰していて、そろそろ私もやってみては?と言われたので、自分の考えをまとめてみました。
また最近、幼稚園ママ友達(専業主婦の方ばかり)とSNSで繋がり、彼女たちの、充実した生活を送りながらもモヤモヤ感が拭えない状況を感じ取ってしまい、忙しい中でも立ち止まって考えてみたら、いいんじゃないかなぁ、、と思っています。

専業主婦の誰もが、なんとなく気になる「再就職」ですが、こんな順番で考えていったらどうかな?と思います。

1.自分のモヤモヤ感や、漠然とした焦りの原因を考えてみる
  子供はかわいいけど、ママ友達とのお付き合いも楽しいけど、「でも…」と思ってしまうのは何故でしょう?
  モヤモヤするのは何故?何に対して焦りを感じているの?
  ちょっと考えてみてください。

2.それを払拭するには何をすれば(または、どういう状況になれば)いいのかを考えてみる
  実現可能性は全く考えず(これ重要!)、「こんな風になりたいな~」「こんな生活になったらいいな~」と
  イメージしてみてください。
  そうなるには、「収入を得る」「働く」ことは必須でしたか?
  それとも、ボランティア等で「誰かの役に立つ」だったり、習い事など「趣味・やりがいを持つ」ことでもいいですか?

3.2で、やっぱり働きたい!と思ったら。
  まず「何のために働きたいか=働く目的」を明確にしましょう。
  これは、ご主人を説得する時にも、再就職の面接でも、実際に働き始めて何かあって凹んだ時にも、
  とても重要になってきます。じっくり考えてみてください。
  目的が「お金」の方、そこで終わらず、そのお金は何のために必要なのか?まで考えてみてください。
  それが「本当の目的」です。

4.将来像を考えてみる
  2でイメージしたよりも、もう少し具体的に考えてみてください。5年後でも10年後でも構いません。

5.優先順位を考えてみる
  4で考えた将来に向かうために、これからどのぐらい力を入れられそう(または入れたい)ですか?
  また、現状は何にどのぐらい自分の力を使っていますか?
  優先「順位」を考えると、もちろん子供や家庭が一番になってしまうと思うので、全体を100にして、
  1.自分
  2.子供(育児)
  3.家庭(家事)
  4.その他
  で割合を書いてみましょう。「現状」と「これからこうしたい」と二通り書いてみてください。


…ここまでで、自分の気持ちはだいぶ整理できたでしょうか?
その上で、働く時間や仕事内容、雇用形態を考えていってはどうかな?と思います。

女性が、結婚していても子供がいても、「自分」の人生を生きられるよう、応援していきたいと思っています。
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# by kumikokubo | 2012-09-23 20:43 | 主婦の再就職

一般職か総合職か

先日、勤務先の大学職員の方とランチに行った時、私が一般職から総合職に転換したという話をしたら、女子学生の就職について、「総合職で就職した方がいいと思うのに、金融一般職を目指す学生が多い」と嘆いていた。
仕事は大変だけど待遇だっていいし、一般職から総合職に換わるなんて言ったら、最初から総合職で入るよりももっと大変だから、というのが総合職を勧める理由のよう。
私は金融一般職なら、仕事は結構ハードだし、40代ぐらいになれば一般職でも主任ぐらいにはなれるから、まあそれでもいいかなと思う、とその場では答えたのだけど。

後からよく考えたら、就職とは、「一般職か総合職かを選択する」ということではなく、「一人で生きていくための力をつける」ということなのかな、と思いました。
そのためには、サポート的な一般職ではなく、「自分で考えて行動する」ことが求められる、総合職に就くべきなのかな、と。

女性の人生は、結婚する/しないによっても大きく違うし、結婚する相手によっても大きく変わるし、子どもを持つ/持たないによっても大きく変わり、予測が非常につけにくいもの。
だからこそ「一人で生きていく力」が必要なのではないかと思うのです。

殆どの女子は「私は結婚したいから、一人で生きていきたくなんてありません」と言うでしょう。
でも「一人で生きていく力」は、一人で生きていく時だけに発揮されるものではありません。

例えば、結婚して子どもができて専業主婦になって、夫が地方に転勤になった時。
誰も知らない土地で、昼間は子どもと自分だけ。夫も慣れない土地の仕事で余裕がなく、帰ってきても、ろくに話も聞いてくれない。
そんな時に、「一人で生きていく力」があれば、自分から積極的に外へ出て行って友達を作ったり、公的な子育て支援施設を調べて行ったり、ということができるでしょう。

また結婚した後も「自分がやりたいことをする」「自分が生きたいように生きる」ためには、総合職的な仕事での経験がとても役に立つと思います。
それは、世の中の動きを見ることであったり、夫との折衝(!?)であったり、起業とまではいかなくても自分がやりたい仕事に就くことも。もちろん起業する人もいるでしょう。
趣味を活かして何かのお教室を開く、なんてときも、ビジネスの経験がとても役に立ちます。

自分でしっかり働いて、それなりの収入を確保していれば、結婚相手の選択肢だって広がります。
夢を追いかけて収入が低い彼との結婚も可能になるし、相手に「年収●百万以上」なんて条件をつける必要がなくなります。
更には、自分がしっかり働いていれば、同じようにバリバリ働いている男性との出会いも増えるし、そういう男性と話題も合うでしょう。

結局のところ、総合職的な仕事をすることは「自分の人生の選択肢を増やしていくこと」だと思います。

最後に付け加えると、「M字カーブ」という言葉が示す通り、一度専業主婦になった人も40代になるとまた働き始めます。私の友人達も、かつては専業主婦だったけど、いまは何らかの仕事をしている人が非常に多いです。
子どもが小学校高学年になると教育費がハンパじゃなくなるので、結局パートに出ることになるのです。
「結婚して専業主婦になるから一般職でいい」という人も、一生専業主婦でいられる人は実際には非常に少ないということを知っておくべき、と思います。

ちなみに男性においても、仕事ができない人よりも仕事ができる人の方が、「自分が生きたいように生きられる」可能性は高くなります。
収入が多いのはもちろんですが、仕事ができる人は折衝も上手な場合が多く、自分の都合のいいように(もちろん相手に悪く思われることもなく)物事を運ぶことができるし、要領がよくて会社に縛られなかったりするからです。
もちろん起業などで好きなこと・やりたいことを仕事にできるケースもあるでしょう。

というわけで、女子も、単に総合職に就くだけでなく、「仕事ができる人」になった方がいいと思います。
私も、もうちょっと自分が「できる人」だったら、もっと色々うまくいくのになぁ、、と思っています。
私はまだまだ修行が必要なようです。
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# by kumikokubo | 2010-11-14 00:41

「イクメン」をゲットする方法

最近、何かと話題の「イクメン」。
asahi.comにも「育児好き彼の見分け方」なんて記事が載っている。

私の友人で、子どもがいても、自分の好きなことをしている人が複数いる。
そしてご主人は彼女たちが家を空けている間、子どもの面倒を見ている。
子どもは一人とは限らず、二人とか三人というご家庭もあるので、ご主人も結構大変だと思うが、快く面倒を見てくれているらしい。

世間的には、彼らは「イクメン」だが、「子どもが好き」という要素はあれど、「自分の妻が好き」なのではないかと私は思っている。

というのも、彼女たちの「自分の好きなこと」とは、単なる趣味やレジャーではなく、むちゃくちゃ打ちこんでいる仕事や人生のテーマであり、真剣に取り組んでいるもので、ご主人が子どもの面倒を見るのは「妻を応援したい」という気持ちからではないかと感じるからだ。

恐らく、彼女たちは結婚して子どもが生まれてから急に何かに打ち込んだ訳ではなく、結婚前から「一生懸命打ち込む人」であり、ご主人が彼女を好きになったのも、そういうところに(も)魅力を感じたからではないかと思うのだ。

自分の話で恐縮だけれど、私も結婚前から「一生懸命打ち込む人」だった。
そして夫は、子ども好きではあったけれど、最初はあくまで「手伝い」レベルで、自分が経験したことがないことには明らかに腰が引けていて(オムツ交換とかね)、「イクメン」とは全く言えない夫だった。
子どもが生まれた2日後(休日)にも、自分の趣味のバンドに行ってしまっていたし。
それが変わったのは、私が産業カウンセラー講座に通い始めてからだと思う。
生後8ヶ月の娘を夫に預け、毎週日曜日、9時から17時までの講座に通った。
それまで夫はそんなに長時間、娘と二人きりで過ごすことはなかったけれど、私が真剣に「講座に通いたい」と話したら自分が面倒をみることをOKしてくれたのだ。
以来、自然に育児をやってくれるようになり、今ではほぼ毎日、早く帰って娘をお風呂に入れてくれるし(そのために昼間、すごい勢いで仕事しているらしい)、私に用事がある時は保育園のお迎えも行ってくれたり(年に数日だけど)、娘の体調が悪い時には私の代わりに仕事を休んでくれたりもする(私がどうしても仕事が休めない時だけ)。

つまり、イクメンと結婚するには、「自分が何かに打ち込んで輝いている」ことが、一見遠回りに見えても、実は近道なんじゃないかと思う次第である。
私が本当に輝いてたかどうかはわからないが、少なくとも夫はそう思ったらしい。
いま、どう思ってるかは分からないけれど(苦笑)。
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# by kumikokubo | 2010-09-19 00:02

ニュース解説☆日本年金機構:長期派遣受け入れ 労働局が是正指導

昨日の毎日.jpに掲載された記事。
「日本年金機構:長期派遣受け入れ 労働局が是正指導」

「年金の加入や脱退の届け出などをパソコンで入力する仕事」は、東京労働局では「数字や文字の単純入力で、専門26業務中の「事務用機器操作」に該当しない」と判断された、ということです。

いま、事務職での派遣は殆どの人が「5号:事務用機器操作」で派遣されていると思います。
その方々に、影響が出てくるのではないか、、と思われる記事、そして措置です。

派遣法が制定された当時、パソコンはまだ普及しておらず、パソコンを使う仕事は「専門的な仕事」とされ、「派遣期間の定めがない、専門26業務」の5号業務と定められました。

しかしその後、パソコンは一般的なモノとなり、「パソコンを使う」ことは「専門的」とは言えなくなってきて、派遣法が世の中の実態と合わなくなってきたのです。
しかし派遣会社は、「パソコンを使う業務なら5号業務」と解釈し、パソコンさえ使えば期間の定めなく派遣してきたし、企業も同じ解釈で派遣社員を受け入れてきました。

それが、リーマンショック以降、「派遣という雇用形態が悪」とでも言わんばかりの世の中の風潮と世論の高まりによって、労働局も派遣の監査などを強化してきました。
その中で、いま、「5号業務の解釈」がクローズアップされていて、パソコンを使う業務でも、専門的な知識を必要としない、単なる入力などであれば、5号業務とみなされず、最長3年の「自由化業務」とみなされる、というケースが増えています。

企業に派遣されている人で、庶務的な仕事をしている人は、パソコンを使うといってもメールや会議室の予約など、専門知識を必要としないものが多いのではないかと思います。
それが5号業務と認定されず、自由化業務になると、企業はその人を直接雇用しなければならなくなるので、
1.3年になる前に契約を切られる
2.業務委託に切り替えられる
3.契約社員など非正規で直接雇用される
のいずれかになると思います。
1なら失業することになり、2や3の場合も給与が下がることが多いので、派遣スタッフさんにとってはデメリットでしかない訳です。

でも、世の中の風潮は「派遣は悪」「企業は労働者を直接雇用すべき」みたいな感じになっていて、政治家たちも実態を知らずにそう思って行動しているので、派遣は規制が強化されています。
そして、それによって職を失う人が出てきたり、派遣で時給1600円もらっていた人が直接雇用に切り替わって時給1300円になったりしているのが実態です。

今回は年金機構という、厚生労働省管轄の機構だったから記事になりましたが、記事にならない、同じようなケースはいくらでもあるだろうし、今後もたくさん出てくると思います。

確かにデタラメな派遣会社も多いので、「派遣は悪だ」という人がいるのも仕方ないと思いますが、善良な派遣会社もあり、そこで安定的な雇用と給与を得て働いている派遣スタッフさんも大勢いること、このような措置はそういう人たちから仕事を奪うことになりかねないということを、広く知って欲しいなと思います。
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# by kumikokubo | 2010-06-16 14:46

ママが安心して働くために

少し前の話だけど、3月まで同じ保育園だった0歳児ちゃんのママとスーパーでバッタリ。
あちらは4月から認可園に移ってしまったので(うちの子は認証園)、最近は会う機会もなかったのだけど、時々うちの園に来て、先生方とお話してるのはなんとなく知っていた。

話を聞いてみると、その認可園に馴染めなくて苦労しているよう。
先生方がキツいとか、熱がなくても鼻水や咳だけで預かってもらえないとか。
おかげで4月はものすごく会社を休んでしまい、会社に行きづらくなってしまったそう…。
(うちの子なんて、月の半分は鼻水たらしてる気が。鼻水で預かってもらえないなんてありえない!)

保育園のせいで退職に追い込まれそうになるなんて、保育園の意味ないじゃん!と思ってしまった私。

確かに、うちの子が通う園は、先生方もものすごく優しくて穏やか&朗らかな方ばかりだし、発熱だって、37.5度過ぎたらすぐ呼び出し!なんてことはなく、様子を見てくれる。
38度超えるとさすがに電話がかかってくるけど、それでも「すぐ来て!」という訳ではなく、「お仕事のご都合がついたら、早めにお迎えに来てもらえませんか~?」程度だし。(熱が高い時は、ちゃんと別室にお布団敷いてくれます)

改めて、保育園選びって重要だなぁ、、と思った次第。

でも毎日の送り迎えが大変だから、いくら良くても遠くの園には預けられないから、実際にはあまり保育園は選べないのが現状で。
今は待機児が多くて保育園の数ばかり問題視されているけど、ママが安心して子供を預けて働くには、保育の質の向上が本当に重要だなと思った。

そうそう。
うちの子が通う園は本当に手厚く見てくださるので、私が専業主婦でいるよりよっぽどいい…と私の夫や親も思っているらしく、夫からも、専業主婦派の母からも、「仕事を辞めて家にいなさい」と言われたことはなく^^;
自分自身も「こんなところに預けてまで働く意味があるんだろうか?」なんて全く思ったことはないので、ママが肯定感を持って働くにも、保育の質は重要だと思う。

今は保育園に入れれば、どんなところでも恩の字・贅沢なんて言っていられないという人も多いと思うけど、同僚の子が通う保育園で、お散歩に行った先の公園に先生が子供(たぶん1~2歳児)を一人置いてきてしまったという事件があったと聞いて(公園の近所の人が知らせてくれて無事だったそう)、「入れればどこでもいいってもんじゃないのね…」と当然のことを改めて思った。
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# by kumikokubo | 2010-06-02 15:29