女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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結局のところ、子供のためにはワーキングマザーと専業主婦、どちらがいいのか?

私は子どもが幼稚園年長の途中から、ワーキングマザーと専業主婦に片足ずつ突っ込んでいるような状態です。
子どもが生まれてからずっと、働いたほうがいいのか?仕事を辞めて専業になったほうがいいのか?ということを自問自答し続けてきましたし、他人様の状況を見たり、マスコミの記事を読んだりして考え続けてきました。

そして最近出た結論は「ママが働いているor専業主婦は関係ない」、子供のために一番大事なことは「子供自身が親にやって欲しいと思うことをやってもらえること」、そのためには「ママ自身が満たされていること・余裕を持てることが一番大切」というものでした。

働いているとどうしても時間がなく、常に子供に急がせたり、子供の要求を受け入れてあげる余裕がなかったりします。仕事で失敗して落ち込んだことでイライラして子供に当たってしまったり、職場で自分がぞんざいに扱われてクサクサしてしまうこともあると思います。
人間だから、そんな時に人に当たってしまうのは仕方ないと思うのですが、もともと時間的な余裕がない中でそうなると、更に辛くなりますし、ちょっとしたことで怒りやすくなったりもしますね。

じゃあ時間に余裕がある専業主婦ならいいのか?というと、人によっては「家事・育児を全て押し付けられてる感」があったり、「本当は働きたいのに…」と自分のやりたいことを押さえ込んでいたり、専業であるが故に家事の機械化ができていなくて負担が重かったり、一人になってゆっくりする機会も全く持てなかったり、という大変さがあると思います。

だから、ママが働いているか専業かは関係ない、というのが私の結論です。

どうすればママ自身が満たされるか?というのは千差万別、人によって違うと思います。
まずは自分のどこが満たされていないか、本当はどうしたいのか、イライラしてしまう原因は何なのか、考えてみてはいかがでしょうか。
(一人では堂々巡りになってしまう…という方、対面orメールカウンセリングご利用くださいね☆)

ただ、ママ自身が満たされるのは手段であって目的ではないのです。
本当に大切なことは、子供自身が、親にして欲しいことをしてもらえているか?です。
時々、ママが自由にしすぎていて、ママが満たされるのはいいとしても子供は大丈夫なんだろうか?と思ってしまうケースもあります。
そして、デキるママほど情報収集して先回りして子供に色々与えがち(習い事とかね)。でも子供がそれを求めているかといえば「?」です(結果的に夢中になれて良かった、ということはあるかもしれないけど)。

「子供が欲していることは何か?」をよく見て、それにつきあってあげられる、心と時間の余裕を持てるにはどうしたらいいか、考えてみてはいかがでしょうか。
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# by kumikokubo | 2015-09-16 13:46

高齢出産ならではの辛さ

世間一般的には「高齢出産のお母さんは余裕があるよね」と思われがちですが、40歳で初めて出産した私はむしろ全然余裕がなく、産後うつになる寸前まで行っていたと思います。バイタリティのある人ほど、そうなってしまう気がします。
「これは高齢出産ならではの辛さでは…?」と思うことがいくつかあったので、それをご紹介します。

1.「自分中心の生活」から「子供中心の生活」にシフトできない。
大学を出て就職してから、好きなように生きてきました。仕事をバリバリやり、海外・国内と旅行に行きまくり、旅行だけでは物足りなくなって登山までやり…。
34歳で結婚後、家事などはやっていましたが夫も仕事が忙しくて帰りが遅かったので、平日毎日食事を作るような生活ではなく「自由気ままに」生きていました。
それが突然、赤ちゃんの都合に合わせなければいけない生活になり、その状況が数年間にわたって続くのです。
それは精神的にかなり辛かったです。
赤ちゃんを産んだ人は誰しも、そういった辛さはあると思いますが、産前の「気ままさ」のレベルが、20代で結婚する人とはかなり違うのではないか…と思っています。
私の場合は子供が幼稚園に入り、幼稚園のママ友の皆さんが「子供中心の生活」をしているのを見て、子供中心の生活をすることを学んだような感じです。

2.体が、とにかく辛い。
妊娠中から、mixiで同時期に出産する人たちのコミュニティに入っていました。そこでは産後1ヶ月足らずで上の子の幼稚園の送迎をするママ等もいて。
いま、周りのママ友を見れば普通なことですが、私の産後一ヶ月は、歩いて外出できるような状態ではありませんでした。三ヶ月経っても、青信号が点滅してダッシュできるような状態ではありませんでした。
私はつわりが軽く、妊娠中も会社を休むことなく外回りの仕事を元気に続けていたので、このような産後のボロボロ状態は全く予測していませんでした。
不妊治療もせずに39歳で妊娠したことや、産前が元気だったため自分の健康・体力に自信があった(過信していた)ことで、元気な他の方と比べて落ち込んでいました。
いま冷静に考えると、高齢出産は産後の回復がかなり遅いのだと思います。

3.努力が報われない世界が理解できない
キャリアにしても何にしても、これまでの人生「自分が努力して、自分の思うように生きてこられた」という自負がありました。
でも育児は「自分が努力したから子供が思いのままになる」わけではありません。
一生懸命手作りの離乳食を作ったからといって子供がバクバク食べるわけじゃないし、母乳を頑張ったからといって夜泣きしなくなるわけでもありません。
結果がすぐには表れないし、努力が報われない世界です。
それが理解できませんでした。「こんなに頑張ってるのに何故!?」という思いだけが強くて、イライラしたり落ち込んだりすることが多かったように思います。

4.体が、とにかく辛い(仕事復帰後)
体力的に辛いのは仕事復帰後も続きます。子供の成長とともに自分も年を取っているのだから当然です。
私の場合、復帰当初はまだ良かったのですが、43歳ぐらいでガクンときました。以来、8時間睡眠は必須です。夕食の片付けもせずに子供と一緒に21時には寝て、朝5時に起きて片付ける生活です。寝かしつけのとき、「あとで起きよう」と思っても、起きられることは殆どありません。
小さい子供がいるWMをしながら更に自分のやりたい活動をやっている方を見て落ち込むこともありましたが、冷静に考えると、そういう方は30代前半の方が殆どのように思います…。

大変なことばかり書いてしまったので、良かったことは?というと、「子供視点を忘れていない」ことだと思います。
出産するまで40年間ずっと「親」ではなく「子」という立場で過ごしてきました。
親は勝手なことばかり言います。大学のときは「就職しろ」、適齢期になれば「結婚しろ」(その結婚相手にも条件をつけたり…)、結婚すれば「子供は?」
親の言うことなんて聞いてたらキリがないし、親の言うことをきいていれば成功するわけでもないということが身をもってわかっています。だから自分が子供に「こうなって欲しい」と思ってしまったり、子供をコントロールしようとしたときに、自分が「子」の立場だったことが思い出されて「あ、これは親の都合だよね」と冷静になることができます。
そういうところが「高齢出産のお母さんは余裕がある」と思われるところなのかもしれませんね。

「高齢出産で余裕があるはずなのに、全然余裕がない!私、ダメなママなの!?」という方、余裕なくて当たり前だと思います。安心してくださいね!
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# by kumikokubo | 2015-08-27 23:38

ワーキングマザーのブレイクスルーポイント

1年以上前の話で恐縮ですが、去年のお正月、私のロジカルシンキングの師匠、Toshiさんのご自宅の新年会に呼んでいただきました。

呼ばれたメンバーはビジネスの第一線で活躍中の独身男性、独身女性、新婚カップル、子持ち男性で、ワーキングマザーは、というか母親は私一人。子持ち男性以外は初対面の方々でした。
当時、私は大学でユルくキャリアカウンセラーをしていたので、一番濃くお付き合いしてるのは子どもの幼稚園のママ友達やSNSで繋がっているWM友達だったので、「子どもがいるのは当たり前」だと思っていました。
しかし、少子化だけあって実際は「子どもがいるのは当たり前」ではなく、子どもがいるって、WMって、なんてマイノリティなんだ!と思ったわけです。普通のWMの方なら会社で常にそう思っているかもしれませんね。以前働いていた大学はWM率がとても高かったので、その点でも感覚がちょっと狂っていたかもしれません。
私は初対面とはいえ、もともと気のおけない集まりのメンバーなので、皆さん本音でバンバン話していたのですが、そこで思ったことは。

WM同士が集うイベントってものすごく多いけど、WM同士が集まって話しても劇的な進歩や変化は望めないだろう、ということでした。

WMの先輩に時短家事の方法とか、育児のこととか、時短仕事術や処世術など、ちょっとしたノウハウを教えてもらって、「改善」はできると思います。
しかし、仕事で突き抜けるには、WMよりむしろ、独身の人や子どもがいない人や男性の視点(立場)を理解することが不可欠なのではないか、と。その視点なくして仕事で成功はないな、と思ったのです。

仕事だけでなく、家庭においても同様で。
そこに参加していた子持ち男性の奥様はバリキャリWM。お子さんの年齢も我が家と近く、彼の本音を聞いていたら「うちの夫も(私には言えないけど)そう思っていたんだ!」と確信しました。
彼も恐らく、その本音は奥様に言ってないと思う…(苦笑)。
女性同士で話していても、彼の視点に立てることはなかっただろうと思います。

ワーキングマザーならではの辛さ、大変さを分かち合うにはWM同士で話すのが良いのかもしれませんが、状況を本気で良くしたいと思ったら、違う立場の人の話を聴くことがブレイクスルーになるのではないかと思った出来事でした。
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# by kumikokubo | 2015-03-08 02:06

正社員を辞めるのはもったいない?

先日、ママ友達に、私が結婚後も大手電機メーカー(実社名)の正社員・総合職で働き続け、36歳で辞めたことを話したら「えー、もったいなーい!」と言われました。

が、当の私は「全然もったいなくなんかないよ!」と胸を張って答えたし、実際そう思っています。
確かに、あのまま働き続けたら今頃…と収入を計算したら、びっくりするぐらいの貯金ができていたかもしれません。
でも、仕事に全く意味が感じられなかったし、周りはヤル気のない人ばかりだったし、会社の席に座ってる時間がもったいなくて(こんなとこに座ってるぐらいなら家に帰って家事をやりたい!と思っていました)、いてもたってもいられなかったのです。そして、大企業で安泰といっても、会社がなくなったら「ただの人」になってしまう・転職しても使いものにならない(というかそもそも転職できない人になってしまう)ことに、ものすごく焦りを感じていました。何より、あのまま正社員を続けていたら妊娠できたかどうかもわかりません(当時は、というか、妊娠するまで子どもがどうしても欲しいとは思わなかったのですが)。

大企業を辞めて転職に失敗してフリーターになって、本当に辛い時もあったけど、そんな時でも「辞めなきゃ良かった…」とは一度も思ったことはありません(そこまで、本気で嫌だったんですね・笑)。

大企業の正社員を辞めたら、同じ規模の会社の同じようなポジションには就けないことが殆どなのです。
だから、一般的には「正社員を辞めたらもったいない」と仰る人がとても多いのですが…。
前回の記事で、子どもが病気になったお母さんの罪悪感と、現実に罪悪ということは別、とお話ししましたが、ここでも「辞めたら二度と正社員になれない(再び正社員になるのはとても難しい)」という「事実」と、「もったいないと感じる」ことは切り離して考えるべきなのだと思います(感情は、人によって違います)。

自分にとって、正社員のポジションに就いていることが非常に大事なら、「もったいない」ということになりますが、自分にとってもっと別に大事なこと(仕事内容・働く時間・家族など)があれば、「もったいない」とは限らないのです。

価値観は人によって違うし、結婚や出産でガラッと変わるものだと思います。
「自分がどうしたいのか」「自分にとって何が大事なのか」を常に考えて、一人でも多くの人が「自分の生きたい人生」を生きられるよう、私もカウンセラーとしてお手伝いしたいと思っています。
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# by kumikokubo | 2014-06-01 00:00

WMを「辞める支援」

私のWM友達のブログから、お友達のブログに行き着いた。
そこには、その方がWMを辞めることにしたという話が載っていて、その中に「WMを続けるための情報はたくさんあるけど、こうなったら辞めどき、みたいな情報がなかった」と書かれていた。
まさに、私が考えていたことと同じで、その方は私の直接のお友達ではないけれど、友人を通じて支援ができたら良かったのに…と思った。

自らもWMのキャリアカウンセラーの方々は口々に「WMの支援がしたい」と言ってて、でも話を聞くと、WMの支援=仕事と育児の両立、だったり、仕事を続けるための支援だったりして、カウンセラーは最初っから「続けさせる」ために支援をしようとしていて。
相談に来る人は、様々な理由で辞めるか続けるか悩んでいるのに、カウンセラーは話を聞く前から続けさせようとしているわけで。それじゃカウンセリングじゃないじゃん!と疑問を感じていたのです。

妊娠しても、出産しても続けてきた仕事を辞めるのは「もったいない」、「大変なのは今だけ」「もう少し頑張れば楽になる」…とは誰もが言う言葉で、だからこそカウンセラーはクライアント(来談者)に寄り添わないといけないのに、一緒になって同じこと言ってどうする!(怒)

本当のキャリア支援とは、「その人がどうしたいのか」を明確にし、行きたい方向に行くのに不安なことは何か?それを払拭するにはどうしたらいいか?を一緒に考えることではないかと思うのです。

正社員が辛ければ非正規に転職したっていいし(非正規には非正規の辛さもありますが・苦笑)、通勤が遠ければ家の近くに転職したっていいし、経済的事情が許せば専業主婦になったっていいんだし。
子供の保育園だって、認可じゃなくても認証だっていいんだし。

WMは本当に大変だから、辛いときには「辛い!」、辞めたい時には「辞めたい!」と、もっと大声で言える場があるといいのに、と思います。

「辞めたい」ご相談も、遠慮なくどうぞ!「続けろ」「頑張れ」とは決して言いませんので。(笑)
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# by kumikokubo | 2013-04-21 01:20