女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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おすすめ本「スローキャリア」

私が大好きな、高橋俊介先生の「スローキャリア」が文庫になったので、ご紹介。
「スローキャリア」 PHP文庫 495円(税別)

どちらかといえば、男性向け?とも思うけれど、このところ幅を利かせている「キャリア論」を「誤解」として、その落とし穴をわかりやすく説明。
出世や収入を上げることだけが幸せなキャリアじゃないとすると、じゃあどうしたらいいのか?ということを考えるヒントになるはず。
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by kumikokubo | 2006-11-23 22:26

「世界の広さ」を確認しなおしてみる

仕事で色々な人を見ていると、「できない人ほど自信満々」というケースが多いように思う。
できないが故に、仕事の奥深さや世界の広さを知らず、だから「自分はできる」と思ってしまっている。
できる人は、「更に上がある」「もっと先がある」ことがわかっているから、「自分はまだまだ」と謙虚な人が多いように思う。

新卒で入った会社で、私より2つ上で人材開発部にいた素敵な先輩が、入社4年目で「この会社のことは全て見尽くしたから」と、結婚退職していった。そのとき入社2年目だった私は「さすが○○先輩だなぁ」と感心したけれど、今になって思えば、その先輩が「見尽くした」と思った先には、まだまだ広い世界が広がっていたのではないかと思う。

私が一般職から総合職に転換して仕事を続けてきた中で感じたのは「壁」の存在。

最初は壁なんか見えなくて、いま自分が見えている範囲が世界の全てだと思う。このときは「自分は全てをわかってる」と思っているから、自信満々で、自分が言っていることの全てが正しいように思える。
少し自分のレベルが上がると、見えている範囲の遠くに壁が見えてくる。そして、自分は世界の全てを見ていたと思っていたのが、実はそうじゃなかったのかも?ということに気付く。
更にレベルが上がると、壁の真ん前まで来て、壁に直面する。このときが一番苦しい。
そして更にレベルが上がると、壁を越えて、壁の先にある景色を見ることができる。
やっと世界の全てを見ることができたと思うけど、またレベルが上がると壁が見えてくる、、ということの繰り返し。

最初に書いた「できない人」は、また壁の存在を知らない人ではないかと思う。もちろん私にもそんな時期があったし、今だってちょっと油断したら、世界の全てを知ってるような気になってしまうときもある。

というわけで自信満々の人、いま自分が見えている範囲が本当に「世界の全てか」を確認してみたら良いと思う。自分と違うレベルの人と話せば、自分が見ていたのはまだ一部に過ぎなかったことが、すぐにわかるのではないかと思う。

同じレベルの人と、お昼休みに愚痴を言いあうのは、世界が広がらないし、自分のレベルも上がらないから、避けたほうが自分のため、だと思う。
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by kumikokubo | 2006-11-14 21:50

できない理由を言うより、どうしたらできるかを考える

仕事である人にお願いをしていたら、「○○だからできません」と、「できない理由」が書かれたメールが返ってきた。本人がそう言うなら、それ以上のお願いはできないと思って、それ以上のお願いはしなかったけれど、私からすると、「え?こうすればできるんじゃないの?」と思うような内容だった。
その人より私の方が社会人経験も長いから、私の方が色々なことを思いつくのは当然だけど、それよりも、自分が今まで、できないかなと思っても、「どうしたらできるか」を考えるようにしてきたよね、ということに気がついた。

メーカーで商品企画をやっていた頃、企画側の要求に対して開発側は「こういう理由でできない」ということを、よく言ってきた。そりゃ、スペックが高く、デザインが良く、小型で安い商品なんて、作ろうと思ったって簡単にできるわけがない。そこで「できないなら仕方ないよね」と妥協した商品を作ると、他社は必ず、私たちが最初に考えたのと同じようなものを商品化してきた。他社は「できないなら仕方ない」で終わることなく、それを実現していたのだ。そして私たちは、そんな他社に負けっぱなしだった。
そんな経験からか、私には、一見「できない」と思っても「じゃあ、どうしたらできるかを考えよう」と切り替える力が身についたのかな、と思った。

「どうしたらできるかを考える」ようになると、きっと色んなことがうまくいく。
仕事で、今までは「できません」と言っていたことが、「100%はできないけど、50%ならできます」とか「こういうやり方だったらできます」というように、「できません」が「できます」に変わる。なんとか創意工夫しようと前向きになれるし、実現するためのアイディアを一生懸命考えようとする。そうしていくうちに、「アイディアの引き出し」が増えて、色々なケースに対応できるようになるし、仕事の精度も上がっていく。おまけに「できません」という同僚や競合他社に勝つこともできる。逆に言えば「どうしたらできるか」を考えなければ、負けてしまうことにもなる。
仕事だけじゃなく、生きていく上でも同じ。「ムリだよ」と思ったことが、「あ、でもこういうやり方があるかも」「こうすればうまくいくかも」と、選択肢が増え、実現性が増していく。つまりは、生きたいように生きられる=理想の人生を生きられるようになる。(ちょっと言いすぎ?)

だから、「できない」と思ったら、その理由を考えるのではなく、「どうしたらできるか」を考えてみよう。最初は全然思い浮かばないかもしれない。だけど、ビジネスのことや世の中のことを少しずつでも知っていけば、段々と活路が見えてくると思う。
まずは「どうしたらできるかを考える癖」をつけること。そこから、一歩を踏み出せるのではないかと思う。
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by kumikokubo | 2006-11-02 21:14