女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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おすすめ本

「カリスマキャリアカウンセラー」小島貴子さんの最新刊、「働く女の転機予報」 幻冬舎 1400円(税別)
働く女性なら誰もが一度は思う、「このまま、この仕事を続けていても良いのだろうか、、?」などという問いに対して、小島先生が「答えを見つけるヒント」を与えてくれる一冊です。
読むだけでなく、ワークシートもついているので、ワークをしながら、ぜひ自分のことを考えてみてください!
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by kumikokubo | 2006-10-23 00:10

「プライド」と「自分を受け入れる」こと

社会に出て何年も経ち、それなりに経験も積んでくると、「プライド」が生まれてくるように思う。もしかしたら社会に出たばかりの新入社員でもプライドを持っている人はいるかもしれない。一流大学を出て、一流企業に入った人とかね。

仕事をしていく上で、このプライドが邪魔になることがある。
不本意な業務を振られたとき、「今さらこんなことできません」とか「なんで自分がこんなことやらなきゃいけないんですか」といったように。

傍で見ていて思うのは「そんなプライド捨てればいいのに」ということ。でも「プライドを捨てろ」と言っても、なかなか本人にはすんなりと受け入れられないだろうし、そもそも「プライドを捨てる」という表現自体、ちょっと違うなという気がする。

そこで思ったのは「現状の自分を受け入れる」ということ。
それなりに経験を積んでそれなりの年齢に達した人でも、周りから見た実力は、実は大したことないかもしれない。だからこそ「今さらこんなことできない」と思うような業務を振られているのかもしれない。エリートコースを進んできた新入社員だって、まだ「新入社員」なんだから、仕事なんてできないのだ。
自分が「できると思っていること」と、自分が「できること」にはギャップがあり、「できると思っている」ことでも「できない」ことが、実際は殆どなのだ。
だから、「できない自分」を自分で認め、その事実を受け入れることが、大切なのではないかと思う。それは「プライドを捨てること」では決して、ない。

転職して新しい職場に行ったとき、そこで雑用を与えられたりすると、「こんなことのために転職したんじゃない」と思うかもしれない。プライドが邪魔して、「こんなことやってられない」と思うかもしれない。
だけど、周りの人はあなたを知らない。あなたの実力も知らないし、まだ信頼がおける人かどうかも判断できない。
そういった事実や自分が置かれている立場を受け入れることができれば、雑用も気持ちよくできるはずだよね。

「私にもプライドがあります」って、何度かスタッフさんに言われたことがあるけど、プライドを捨てるんじゃなく、「できない自分を認めて受け入れる」ことなんだよ、って今度は言おうと思う。
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by kumikokubo | 2006-10-22 12:23

自己実現の誤った捉え方

昨日は大学生向けの自己分析ワークショップを開催。
そこで「やりたいこと」の本質を深く掘り下げるワークがあるのだが、行き着くところが「子供に夢を与えたい」というように、本当にやりたいことにたどり着く人と、「人に評価されたい」みたいになってしまう人がいるなぁと思っていた。その違いは何だろう?と。

マズローという心理学者が説いた「欲求の五段階」では、「自己実現の欲求」が一番高度な欲求とされている。
下から順に、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認の欲求、自己実現の欲求、となり、下の段階の欲求が満たされないと、次の段階の欲求は生まれないというのがマズローの理論。
「人に評価されたい」は「承認の欲求」に属していると思う。「人に評価されたい」と思ってるうちは、自己実現の欲求は生まれない。そして「人に評価されたい」は自分のことしか考えてないが、自己実現の欲求は、「自分」に対してではなく「自分以外の人に何かしたい」という高度な欲求なのではないかと思う。

だから「人に評価されたい」が出てきてしまった人は、まだ承認の欲求が満たされていない人。「子供に夢を与えたい」というように、自分以外の誰かに対して何かをしたいと思っている人は、承認の欲求は満たされて次の段階・・・自己実現に向かっている人ではないかと思う。

で、この世の中には、それを取り違えている人がたくさんいるなーと思った。
キャリアアップを目指して頑張っている女性は、その理由を「自己実現」とかいうけど、単に自分のポジションを上げたいだけなんだから、「承認の欲求」の段階じゃないか、と思う。
最近、自分が少しでも良いポジションにつくことを「自己実現」とか言う人が多く、何か違うなーと思っていたけれど、そのモヤモヤが晴れて、とてもスッキリした。
「人から羨ましがられたい」とか思っているうちは、まだまだ自分のことしか考えていない、寂しい人間なんだなーと思った。

と、偉そうに言ってる私も、「人に対して何かをしたい」と思い始めたのは結婚してからのような気がする。それまでは自分が一番可愛かったし、何をするにも自分の優先順位が一番だった。結婚して、承認の欲求が満たされたのかもしれない。
そういう意味では、今の大学生、すごいぞ!と思う。
それに比べて大人たちは。。。
ブランドもののバッグ持つのもいいけど、ヒルズに住むのもいいかもしれないけど、「他人や世の中に対して何かをしたい」とか思ってみろよ、と思ってしまったのだった。
それから、キャリアアップのために仕事や勉強に励むのは「自己実現」なんかじゃありませんから!お間違いなく。
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by kumikokubo | 2006-10-15 22:56

派遣モードから抜け出してみようよ

世の中にはあんなに紹介予定派遣を希望する人が多いのに、「1週間経っても誰も応募者がいない」という案件があった。聞けば、「8:45始業&制服あり」で敬遠する人が多いのだそう。
「えーー?なんで??」というのが私たち、派遣会社社員の感想。「制服あれば洋服代かからないしさー」「早く始まれば早く終わるんだし、いいじゃーん」ってな具合で。

派遣だったら、朝の1分でも無駄にしたくないから制服に着替えるのは嫌だとか、始業時間が早いのは嫌だとか、通勤時間は短いほうがいいとか、お洒落な場所じゃなきゃ嫌だとか、条件をたくさん並べたくなるのも理解できる。派遣は時給だし交通費も出ないし、色々な細かい条件を満たす職場が見つかるのも派遣ならでは、だし。

でも、その「派遣の感覚」で、正社員の就職も探そうとしていないか、もう一度よく考えてみて欲しいなと思った。
だって、学校を卒業するときの就職活動で、勤務地の沿線や駅まで指定した?制服があるからって敬遠した?始業時間が早い企業にはエントリーしなかった?・・・そんなこと、決してないと思う。そして今、正社員で働いている人たちは、そんなこと考えずに就職している人が多いはず。勤務地にこだわったところで、正社員なら異動になる可能性だってあるわけだし。

「長く続けたいからこそ、無理のない・希望通りの就職をしたい。」という気持ちもわかる。例えば、通勤時間片道2時間とかいったら、本当に続けられるか不安だと思う。だけど、「制服あり」と、9時からたった15分始業が早いだけの8:45始業っていうのは、そんなに無理難題を押しつけられている訳じゃないと私は確信する。
「正社員で働く」ということは、単に勤務形態が変わるだけでない。会社に対して、精神面でのコミットメントも求められると思う。そんな中で、制服があるかないかとか、8:45始業なんて、むちゃくちゃ小さくてつまらないことのように、私には思える。

というわけで、派遣から正社員を目指している人は、まず、派遣モードのマインドから抜け出してみると良いと思う。人が応募しない案件に応募するってことは、競争率が低くて有利でもある。本当に正社員になりたいなら、皆がちょっと敬遠するところへ応募していくのも戦略だと思う。

そして、正社員で働くことと制服を着なくて済むこと、自分の中でどっちのプライオリティーが高いのか考えてみよう。
もしも制服を着なくて済むことが優先だったら、正社員を目指すのは、やめたほうがいいかもね。
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by kumikokubo | 2006-10-12 22:40

目指しているのは虚像かも?

三連休の初日、夫のバースデーランチで丸の内のTOKIAにあるVIRONへ。
アメリカから帰った翌週が夫の誕生日で、二人とも休んだツケの仕事で忙しく、お祝いどころではなかったので。
毎年、夫の誕生日にプレゼントをあげたことはなく、かわりに、ちょっといいお店にランチに行っている。「ディナーは高くてご馳走できないから」という単純な理由で。
ランチの後はティファニーで、結婚3周年のときにもらったリングを磨いてもらい(新品のようにピカピカに!)、ケイトスペード、TUMI、トゥモローランドでウインドーショッピング、IENAで夫がジャケットを購入、COACHもぐるっと見て、新東京ビルのスタバでお茶して帰宅。

「雑誌に出てくるような一日だったなー」と、自分で思った。

私はOggiとかDOMANIとか、キャリア女性系の雑誌が好きで、毎月どちらかを買っている。
なかでも「1ヶ月着回し」コーナーが大好き。人気モデルが扮する主人公は化粧品会社のプレス(広報)だったり、商社の人事だったり、対外的で華やかな仕事で、でも内勤の日はジーンズもOK、なんて設定が多い。しかしその設定は、あまりにも現実とかけ離れていて「こんなこと、あるわけないだろー!」と、突っ込みを入れるとともに、「こういうのに憧れる女性が多いのね、、」と、冷静に分析などしている私。

「化粧品会社のみ」「広告代理店のみ」「カジュアルOKの会社」なんていう条件でお仕事を探しているスタッフさんが少なからずいるので、雑誌の影響なんだろうなぁ、、と思っている。

メーカーの総合職で商品企画やってて、しょっちゅう出張に行ったり、商品の写真撮影やCM撮影にも立ち会ったりしたことのある私からすると、1ヶ月着回しコーナーに出てくる日々の出来事は、「企業で働くことを知らないライターが書いた虚像だ」と思っている。私がメーカーに勤めていた日々は、ライターがカッコ良く書こうと思えば「1ヶ月着回し」の主人公になったかもしれないけど、実態はそれとかけ離れたものだったからだ。

一見カッコいい仕事や私生活でも、実際は苦労や嫌なことも山ほどあると思うし、逆に、平凡に思える仕事や私生活だって、プロのライターがカッコ良く書こうと思えばカッコ良くなるのだと思う。それは1ヶ月着回しコーナーだけでなく、実在している人にインタビューしているコーナーだって同じことだ。

書きたかったことは、雑誌に出ているような人は実在しないから、それを見て自分と比較して焦ったり、無理にそれを目指す必要は全くないということ。
私もファッション誌は大好きだけれど、ファッション誌が世間に与える悪影響って結構大きいかも、と真剣に思っているところ。近々、このブログでも書いてみようと思う。
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by kumikokubo | 2006-10-09 01:09