女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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おすすめ本

図書館で偶然見つけた本。
「ワーキングガールの落とし穴」 著:植田ひさの ディスカヴァー・トゥエンティワン
1,160円(税別)

どちらかといえば、正社員で働いてる女性向きという内容。
働く女性が陥りやすい、33の「落とし穴」について書かれている。働く女性なら誰にとっても、「イタいところを突かれた!」と思うような指摘が必ずあるはず。
この本を読んで、日頃自分では気付かない、自分のヤバいところに気付くべき、と感じた。

私も大手メーカーに勤めていたときにこの本を読んでいれば・・・!
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by kumikokubo | 2006-08-28 00:15

正社員に否定的な理由

派遣社員から正社員を目指す人のブログを読んだりすると、「正社員」を目指している人が本当に多いのに驚く。
このブログでも端々に出ていると思うけれど、私は正社員には全く魅力を感じていない。
さて、なんでだろう?と考えてみた。

その理由は、会社に対する不信感にある。
誰もが知っている大企業の子会社に就職し、そこから親会社に出向になって、そして初めに入った会社が清算されることになり、親会社に移籍したとき。会社の説明では「待遇は一切変わりません」と言われていたのに、職級が1つ下がっていた。驚いて問い合わせたら「基本給の内訳を変えました」という回答。そんな説明、移籍前には一切なかったじゃん!これで私の出世(?)は確実に遅れた。そのとき、「会社は信用できないしアテにもできない」と心の底から思った。
その数年後、ものすごいリストラがあった。同じ課のおじさんが、「解雇」に限りなく近い形で「自己都合退職」をさせられたり、それまで事務方だった人が、24時間365日稼動の保守サービス会社(技術系)に出向させられたりした。全くわけのわからない技術系のことを1から勉強し、土日も夜勤もある勤務になるなんて、人生は180度変わってしまっただろう。
当時私は30代前半だったからリストラ対象にならなかっただけで、そのとき新たに設けられた会社の規則では、45歳を過ぎたら誰だってリストラ対象になった。私自身も移籍前提で子会社に出向になったりした。このとき思った。「大企業にいたって安心できない。むしろ、こんな大企業にいたら、自分がどんどん使えない人間になってしまう。」安心は全く感じず、焦りばかり感じた。

多くの派遣スタッフさんが口にする「正社員は安定している」という言葉。
そりゃ、解雇されることは殆どないけど、家から通えないぐらい遠い勤務地に異動させられたり、今までやったこともないような仕事内容に変えられたりすることは多々ある。そうやって自己都合退職させようという会社の意図は、解雇と何ら変わらない。むしろ解雇されたほうが、失業保険がすぐに・たくさんもらえて有難いぐらいだ。正社員だって全然安定じゃないじゃん、と思ってしまうのだ。
ちょっと業績が悪化すれば、すぐに「経費削減のため残業ゼロにしろ」とか言われてサービス残業の嵐になるし、いくら自分が頑張ったって、事業部の業績が悪ければボーナスも削られる。事業部の業績が悪い原因は経営陣の問題であったり、社会的なトレンドでその商品が売れなかったりで、自分個人の力ではどうしようもない要因だったりすることが殆どなのに。
残業カットにはならずとも、私が働いていたメーカーでは、普段から残業時間帯には「休憩時間」があり、その時間帯は働いても残業はつけられない。早く帰りたいのに仕事が終わらなくて残業してるってのに、そんな時に休憩するヤツがいるか?この休憩時間のおかげで私は今まで何百時間、タダ働きしたのだろう?
そんな風に、会社に人生捧げたって、いらなくなったらリストラされるのだ。だったら派遣社員で働いて、会社の雲行きが怪しくなったらとっとと別の派遣先を探すのが賢明だとも思える。

「正社員は安定」って、その地位に安住してしまうのが、一番、危険なことだと思う。だから、正社員は安定なんて、思っちゃいけないのだ。だから、安定という面において、派遣だろうが正社員だろうが変わりはないと思うのだ。
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by kumikokubo | 2006-08-26 01:48

好評価と高評価

スタッフさんから「上司の評価が知りたい」と言われることがよくある。そこで、上司の方に「スタッフの○○はいかがでしょうか?」と聞くと「よくやってくれてるよ」と言われることが多い。
しかし、この「よくやってくれてるよ」が曲者なのだ。

上司の期待値が100だったとして、そのスタッフさんの成果が100だったとする。そうすれば「よくやってくれてるよ」ということになるのだが、それが「高評価」かといえば、必ずしもそうではない。「期待値どおり」は言い方を変えれば「やって当たり前のレベル」でもある。成果が期待値より低ければ、「期待はずれ」になりかねないからだ。

「よくやっていただいてる、とのことでした」とスタッフさんにフィードバックすると、「自分は評価されている」と思うスタッフさんも多い。そして「評価が高いのなら、時給アップをお願いしたい」という話になったりするのだが、いざ時給アップとなると、それは叶わなかったりする。

私が思うに、期待値どおりなら評価は「好評価」であり、時給アップにつながるような「高評価」を得るには、少なくとも期待値の20~30%アップの成果を出すことが必要に思う。

「よくやってくれてるよ」で満足するのではなく、常に創意工夫しながら、120の仕事をしていくことが必要と思う。そしてそれが高評価につながっていくのだと思う。
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by kumikokubo | 2006-08-25 00:08

選択肢の多さをどう思う?

女性と男性の生き方の決定的な違いは、女性には、「稼がなくてもいい」という選択肢があることだと思う。専業主婦だって家事や育児をしなければならず、それらは立派な労働だから、「働かなくてもいい」のではなく「稼がなくてもいい」という表現が合うのではないかと思う。

つまり女性は男性に比べて、「生き方の選択肢が多い」ということ。

そんなことを某大学のキャリアセンター長(女性)に話したら、その方は「どうして女性ばかりが家事や育児を引き受けなければならないのか。女性が外で働いて男性が主夫をやったっていいのに」と、選択肢が多いことをマイナスに捉えていた。
女性は一生、外で働かなければいけないわけではない。しかし、それ故に、補佐的な仕事しか任されなかったり、昇進が遅れたり、というマイナス面があるのは否めない。いくら一生懸命仕事をしても、「どうせ結婚したり子供が生まれたら辞めるんだろう」と思われて重要な仕事を任されなかったり。
一方で男性なら、多少仕事ができなくても「アイツだって奥さんも子供もいるのに、一生平社員ってわけにはいかないだろう」という上司の計らいで昇進したりすることも多々ある。男性は「お金を稼がなければ!」という意識があるから、仕事に対する意識も自然と、女性とは違ってくるし、それが職業生活の上でプラスになることも多い。

そんなことから、外で仕事をしていく上では、外で働く(=お金を稼ぐ)しか選択肢のない男性の方が有利になっているという実情がある。
選択肢がなければ、女性だって一生、お金を稼ぐ労働をしなければならない。

選択肢があるがゆえに、外で働くには不利になってしまう女性と、選択肢がないから外で働くのが有利な男性。

さて、あなたはどちらがいいと思いますか?

ちなみに5年前の私は確実に、選択肢が多いことが不利だと思っていた。
今の私は、せっかく女性に生まれたのだから、選択肢の多さを楽しんじゃえ!と思っている。稼ぐときもあれば稼がないときもあったり。そのときどきで色々な選択肢を選びながら、ゆるやかに生きていきたいな、と。
そんな生き方を実践してる女性たちを見つけて、世に紹介していくのが私の野望。
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by kumikokubo | 2006-08-13 01:13