女性の生き方とキャリアを考えるブログ

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【番外編】田坂広志さん

今日、シンクタンク・ソフィアバンク代表で多摩大学大学院教授の田坂広志さんにお会いした。田坂さんのいう「志」について、もっと詳しくお話を伺いたいという願いが叶い、お時間を取っていただいた。
私が仲間とやっている大学生向けのワークショップの中で、「自分は何のために生きているのか?」という「自分の使命(Mission)」を見つけよう!というワークをやっているが、その「Mission」が田坂さんのいうところの「志」とほぼ同じ概念なのだ。

有名人の話を、講演などではなく個人的に聞きに行く、という経験は初めてで、とてもワクワク、そして緊張しながら行ったのだけど、本には書かれていないことをたくさん話していただき、本当に収穫が大きかった。

「志」について詳しく書かれた本は「未来を拓く君たちへ」

若者向けに書かれた本ではあるけれど、「やりたいこと」を見つけるヒントになるに違いないのと、これからの人生を力いっぱい生き切ろう!という気持ちになるので、絶対にお薦めです!
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by kumikokubo | 2006-07-26 23:00

外で働くだけが偉いわけじゃない

「女性の生き方とキャリアを考えるブログ」なのに、「キャリア」ばかり考えていた今日この頃。
私自身、仕事が大好きだから、どうしてもキャリアの話ばかりになってしまうけど、でも、「専業主婦」という生き方を否定しているわけでは全くないし、女性の生き方として「専業主婦」という生き方も全然アリだと思っている。

働いている主婦は、どうしても家の中のことを疎かにしがち。絶対的な時間が足りないから仕方ないと思うし、そこで仕事も家事も完璧にやろうとしたら、精神も健康もやられてしまう可能性だってあるから、両方を完璧にやろうとする必要は全くない。
でも、家の中のことって、実は結構重要。疲れて帰ってきて、家の中が散らかってたら、疲れだって癒えないよね。健康でいるためには食生活にだって気をつけないといけないし、外食よりも自炊の方が身体にもいいに決まってる。
だから、専業主婦ってもっと評価されていいんじゃないかと私は思っている。
今まで専業主婦が評価されるのは「子供がいい学校に入った」とか「夫が出世した」なんてことしかなかったように思う。それどころか「夫が出世した」は下手すると「夫だけの手柄」になりかねなかった。だから子供の教育に熱心な母親が増えたわけで、それがいいこととは私には思えない。
「家のことをしっかりやる」って本当に大変だと思うから、子どもや夫の成果は関係なく、そのこと自体が評価されるべきだと私は思っている。

ただ、家のことをやりながらも、外に目を向けて、政治や経済や世界情勢もきちんと理解することが必要なんじゃないかなと思う。そして、自分なりの考えを持つこと。そこが、今までの専業主婦に足りなかった部分ではないかと思うのだ。

本当に失礼な話だけれど、私が以前、大企業で総合職として働いていたときは、専業主婦をバカにしていた。外で働いてお金を稼ぐほうが偉いと思ってた。まったく、視野が狭くてバカなのは私のほうだったと思う。外で働くだけが偉いわけじゃない、と本当に今は思う。

だけど、お母さんは、外で働くお父さんの辛さもわかってあげて欲しいな、とは思う。
サラリーマン、辛いことが多すぎますから。
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by kumikokubo | 2006-07-23 01:24

「やりたいこと」の見つけ方

「やりたいことがあって、それを実現するのが就職(であるはず)」なんて書いてしまったけど、「やりたいこと」なんて簡単に見つかるもんじゃないということは誰もが実感しているはず。「やりたいことの見つけ方」なんて本も、世の中にはたくさん出ていて、読んでみるものの、いまいち説得力に欠けているような気がする。

そこで、「やりたいこと」はどうやったら見つかるか?を自分なりに考えてみたら、「問題意識を持つこと」っていうのは結構重要だなと思った。
世の中にはいろんな矛盾があり、個人の力じゃどうしようもできないような問題がたくさんあり、困っている人がたくさんいる。そんなことに対して「世の中にそんな問題があるなんて!」と感じることが第一歩ではないかと思う。

海外に行けば「自分探し」ができるような気がするのも、日本を出て客観的に日本&日本人を見ることで、日本にいるときには気づかなかった問題や課題に気づくからではないだろうか。もしくは、日本とは比較にならないくらい貧しい国を見て、「こんな人たちがいたなんて!」と、問題意識を持ったり。

たくさんの問題意識を持てば、「その問題を何とかしたい」という「自分が携わっていきたいテーマ」が1つぐらいは見つかるはず。それが「やりたいこと」につながっていくのではないか。
そのテーマとやりたいことは、必ずしも仕事と直結している必要はない。「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらい、遠回りな関係だっていい。「この仕事は遠回りだけど、やりたいことにつながってる」と自分が実感できればいいのだ。

だから、アンテナを高くして、世の中の問題を知ってみよう。色々な人に会って、色々な話を聴いてみよう。そして感性を研ぎ澄まして、問題意識を持ってみようよ。
そこから始まることが、きっとあると思う。
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by kumikokubo | 2006-07-21 00:47

「正社員になりたい」は間違った日本語?

私がスタッフさんと話す中で、「正社員になりたい」という言葉を一番多く聴いているような気がする。
しかしよく考えると、「正社員になりたい」というのは間違った日本語なのではないかという気がしてきた。正社員も契約社員も派遣社員も、それは雇用形態の違いであり、雇用形態が違うが故に求められる能力や仕事内容が変わってくるという違いがあるだけだからだ。

そもそも職を求めるとき、「やりたいこと」があり、それを実現するのが就職なわけで。
実現するためには補助的な仕事しか与えられない派遣社員よりも、より責任のある立場を任される正社員というポジションの方が実現しやすい=夢に近づくことができる。だから「正社員になりたい」というなら話はとってもわかる。

だけど、「正社員になりたい」というスタッフさんの話の中には「安定」「ボーナス」「交通費」という言葉ぐらいしか出てこないのが現実。「やりたいことを実現できるのが正社員というポジションだから」なんて言葉は今まで一度も聴いたことがない。

つまり、雇用形態は抜きにして「やりたいこと」が先にあり、「それを実現するのが正社員」であるならば、「やりたいこと」もないのに「正社員になりたい」というのはおかしいし、あり得ないんじゃないかと思ってしまったのだった。

大学生の就職支援をしていると、企業側が学生を厳選しているというのがとてもよくわかる。その厳選にひっかかるように、学生がすごい努力をしている。「志望動機」や「自己PR」を一生懸命考え、それを論理的に話せるように練習し、エントリーシートから一次面接、二次面接、最終面接、、のステップを上がっていく。頑張っても最終で落とされることだってしばしばある。
そんな大学生を見ていると、「やりたいこと」も考えずに、「正社員になりたい」なんて言う人が正社員になれるわけないと思ってしまう。

「正社員になりたい」と思う前に「やりたいこと」を真剣に考えてみてはどうだろう?と思う次第である。
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by kumikokubo | 2006-07-16 20:49

仕事の幅の広げ方

前回、「仕事の幅を広げる」と書いたことから、ふと考えた。

「仕事の広げ方」には「横」と「縦」の2つがあるな、ということ。
「横」というのは、同じレベルだけど色々な業務を知る・できるということで、
「縦」というのは、1ランク上の仕事をするということ。これは、アシスタントじゃなくて「担当」の仕事をするとか、派遣社員ではなく正社員の仕事をするということ。または平社員ではなく管理職の仕事をするということ。

横に仕事を広げて「色んなことができるようになった!」と思っても、実は給与アップにはつながらない。「あれもこれもできます」とアピールしたところで、レベルが変わっていないからだ。

実力・給与を上げることが「キャリアアップ」だとすれば、それにつながるのは「縦」に仕事を広げていくこと。これは、仕事のレベルが変わるので、ちょっとしんどい。
今まで、社内で営業マンのアシスタントをしていた人が、営業と同じ外回りの仕事をするとしたら?と考えると、イメージしやすいと思う。

キャリアアップしたければ、いきなり縦に広げるのが早道だけど、横の幅を広げないと、縦に広げるのは難しい。
たとえば、営業としてモノを売るためには、商品知識・デリバリーの仕組み(受注~納期までの期間)・取引ルール(お金はいつ払えばいい?)などの様々なことを知らなければいけないし、アポを取るとか訪問するとか説明するといった基本的なマナーやスキルも必要とされる、と言えばわかりやすいだろうか。

もしかしたら、「自分はあれもこれもできる」と思っている人の中には、ただ「横の幅」を広げただけの人も多いのではないだろうか。
そして、横の幅を目いっぱい広げて、その会社ではこれ以上学ぶことがないと思って転職を考えてる人はいないだろうか。
横の幅を広げたら、次は縦に広げることを考えてみたらどうだろう?
縦に広げていくことは本当に終わりがない。次から次へと課題や壁が見えてきて、乗り越えたと思ってもまた、壁が見えてくる。だから飽きることもないし、「ここではもうやり尽くした」と思うこともなく、結果、長く続けることができる。

「新しい世界を見たい」と別の業界や仕事に移っていく人がいるが、仕事のレベルが横に移るだけではまたいつか飽きがくる。
同じ会社にいても、縦に仕事を広げていけば、常に新しい世界を見ることができる。

それから。業務分担が増えたり変わったりするとき、それは横の幅を広げるものか、縦の幅を広げるものかを意識するといいと思う。縦の幅が広がるときには特にチャンスだということと、そのときは特にしんどいから、しんどくなった時にその理由がわかれば、自分でも納得しやすいから。
幅が広がることはチャンスなんだから、間違っても「あれもこれもやらされる」なんてマイナスに捉えないで欲しい。
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by kumikokubo | 2006-07-16 14:30

キャリアはつながってる

転職相談を受けていて、ふと思った。「キャリアはつながってる」

「転職」っていうと、「今の生活を変えたい」とか「新しいことにチャレンジ」のように、「今とは違う何か」を求める人がとても多いように思う。最近特に、「リセット願望」とか、「一発逆転願望」もあるような気がしてならない。

でも、キャリアはつながってる。今がなければ未来はない。
今の仕事をきちんとやっていなければ、未来の仕事につながるものもできない。
今の仕事で幅を広げていかなければ、未来の幅も広がらない。

転職を考える人は今の仕事が疎かになりがちだけど、今を疎かにしてしまったら、満足がいく次の仕事は見つからないのではないかと思う。

リセットしたい人だって、今までやってきたことを「無かったこと」にすることはできない。
日頃真剣にトレーニングしていない人がホームランを打てるわけないのと同じように、日頃の仕事を真剣にしてない人が一発逆転の転職なんてできるわけがない。

今の仕事に真剣に取り組んで、新しいことにもチャレンジしていくことが、未来の仕事にもつながっていくのだと思う。
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by kumikokubo | 2006-07-12 23:41

まず人間力を高めよう

OAや語学、資格取得など様々な「スキルアップ」に励む人は多いが、最も基本的で、かつ究極のスキルは「人間力」ではないかと思う。

いくらExcelの関数をバリバリ使えても、いくら英語がペラペラでも、職場の人や取引先の人とうまく関係構築ができなかったり、周りから「あの人、頼みづらいよね」と思われるようなオーラを出してしまっていたら、せっかくのスキルも無駄になってしまうからだ。
逆に、多少スキルが低くても、周囲の人とうまくやって溶け込むことができ、「スキルは低いですが頑張って覚えます!」と前向きに取り組む姿勢がある人の方が、よっぽど使いやすいし使い物になるのが実状だ。

仕事を選ぶときに、職場の人間関係を重視する人が多いように、雇う側だって「人間関係をうまく保てる人」を求めている。いくらスキルがあっても、「なんでこんなことができないの?」と人をバカにするような態度を取る人や、「頼みづらいオーラ」を出している人はダメなのだ。

どんなにOAやネットが普及しようが、仕事をするのは人間だし、仕事の中核にあるのは「作業」ではなく「折衝・交渉」のように、対人の仕事だったりする。
折衝力・交渉力、そして営業力も、相手からすれば「この人が言ってることは信用できるか?」が基本になるから、やっぱり基本は自分の人間力になるわけ。

具体的に、人間力ってどんなこと?というと。
・人が話しかけやすい雰囲気を出している?
 たとえば、いつもニコニコ笑ってるとか。無意識のうちに怖い顔になってない?
・いつも前向き・肯定的でいる?
 すぐに否定的なことを言ったり、批判ばかりしていない?
・喜怒哀楽が激しすぎない?
 感情表現が豊かなのはいいけど、激しすぎると安定していない感を与えてしまうことも。トラブルが起こっても平静を装うくらいの度胸も必要。
・相手の立場に立って考えている?
 自己中心的にならないために相手の立場を考えるのは当然だけど、交渉においても自分の都合を押し付けてもうまくいかないから、相手がイエスと言える状況を考えるのがポイント。
・・・というのがぱっと考えつくところ。

スキルアップも良いけれど、まずは自分の人間力を再確認してみてはいかが?
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by kumikokubo | 2006-07-10 00:11

お友達に相談してる?

人にお話を聞いたり、相談を受ける機会がとっても増えた今日この頃。
「こんなことで悩んでるの、私だけですよね」とか「他の人は、どんなこと相談してるんですか?」と聞かれることが結構多いな、ということに気づいた。

「こんなことで悩んでるの、私だけですよね」という人に対しては、「そんなことないですよ。皆さん同じようなことで悩んでいらっしゃいますよ」と答えることがほとんど。それは単にその人を安心させるためではなく、本当にそうだから、なんだけど。

「他の人は、どんなこと相談してるんですか?」と聞く人も、自分の悩みが一般的かどうか知りたいというのが本音。

それらを聞いていて思うのは、友達に相談してないのかな?ということ。
友達に相談すれば、「わかるわかるー」とか「実は、私もそれで悩んでるんだよねー」なんてことになることもあると思う。というか、そうなる確率はかなり高いのではないかと思う。同じ年代の、同じような立場に置かれている人たちの悩みなのだ。共通していて当たり前なのだから。年代が上の人に相談したって「私もあなたぐらいの年齢のときはそうだったわ」なんて言われるのではないだろうか。

「こんなことで悩んでるのは自分だけじゃなかった」「他の人も自分と同じようなこと相談してるんだ」ってわかると、とっても安心できる。それがわかる前は、「みんなうまくやってるのに、じぶんだけがうまくいかない」とか「みんな平気でやってるのに自分だけがプレッシャー感じながらやってる」なんて思っているわけだから、やっぱりちょっと辛いよね。

だから、もっとお友達に相談すればいいのに、と思うのだ。
弱いところや、うまくいってないところを見られたくないっていう気持ちもあるかもしれないけど、それを知られても、まだ友達でいてくれる人が本当の友達だから。
そしてそんな友達がいたら、心強く生きていけるから。
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by kumikokubo | 2006-07-03 00:09