女性の生き方とキャリアを考えるブログ

lifecareer.exblog.jp
ブログトップ

<   2006年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

時間感覚の違い~長い目で見てみよう~

契約更新の意思確認のとき、「ここも1年続けたから、もういいかなと思って、終了しようと思います」というスタッフさんは結構多い。3ヶ月契約のためか、雇用形態のためか、派遣で働いていると1年は長いという感覚なのだろう。
しかし、それは世間一般的に見れば大間違いである。
1年に1回も職をかえていたとしたら、10年で職歴は10コ。これはいくらなんでも多すぎる。20代なら次もすぐ見つかるかもしれないが、30代で職歴10コではかなり厳しいと言わざるを得ない。

正社員で働く人と派遣で働く人の違いに「時間の感覚」があると感じている。正社員は長いスパンで物事を考えるのに対し、派遣スタッフの人は短いスパンで物事を考えがちだ。

たとえば「忙しいから時給を上げてほしい」とか、「忙しいからもう辞めたい」といった相談を受けた場合、よくよく聞いてみると、ここ2~3ヶ月ぐらいの話だったりする。そして派遣先の上司に相談しても「今は期末だからね」とか、軽く流されてしまったといった話も聞く。
正社員でも、ポジションが上がれば上がるほど広い視点で物事を見ているから、上司からすれば「ここ数ヶ月は忙しいけど、そのうち落ち着くよ。そんなに大騒ぎするほどの話じゃないよ」といった感覚なのだろう。それを「まともに聞いてくれない」と辞めてしまっては、双方が不幸になってしまう。どちらかが悪いのではなく、単に感覚の違いだけなのだ。
実際、忙しいという相談を受けた人でも、数ヶ月とか1年も経てば状況は変わるものだ。前任者が忙しいことを理由に辞めたポジションの人から「新入社員が入って、産休の人も戻ってきて、暇なんです」と相談を受けたこともある。

派遣で働く人だけでなく、新入社員など若い人にも言えることだと思うが、物事はなるべく長いスパンで考えたほうが良いのではないかと思う。
長いスパンで物事を捉えることは、先を見通す力をつけることや自分の視野を広く持つということに繋がるからだ。
決して「まだ時間があるからのんびりやればいいや」ということではないのでご注意を。
[PR]
by kumikokubo | 2006-01-28 22:00

働き方と不安

結婚するなら派遣で働き続けるのがいいけど、結婚しないなら派遣じゃ不安だから正社員になりたい、というのは誰もが思うことだろう。
私もかつて、もし結婚できなかったら・・・という不安から、一般事務職なのにバリバリ仕事して総合職に転換してしまった(そこに至るには長い年月とそれなりの努力があったのだけど)。

このような考えは、とてもまっとうなものだと思うが、一方で、この手の不安はとどまるところを知らない、という側面もある。
私がいい例だ。
誰もが知っている大企業で総合職として働いていて、しかも結婚していたのに「40代になってリストラされたら、もう行き場がない」と真剣に焦っていた。一般職から転換したり、子会社から親会社に移籍したせいで昇格がめちゃめちゃ遅れていたので(ホントは仕事ができなかっただけかもしれないけど)、この会社にいてももうダメかな、と思ってしまったこともあり、とにかく早くマネジメントの経験を積まなければ!と思っていた。

結局、自分がどんなにキャリアアップしても、不安はつきまとうものらしい。
正社員になったら総合職、総合職になったら昇格、と、自分のポジションが上がっても、上には上があって、キリがないからだ。
課長とか部長とか、それなりに出世してるおじさんたちだって、リストラされたら行き場はないわけで、そして大企業も簡単に倒産してしまう昨今では「○○だから大丈夫!」なんて保障は、誰にも、どこにもないのだ。

だから、一概に「派遣は不安定」とは言えないんじゃないかと思うのだ。

私は大企業を辞めて、転職に失敗して、フリーターになって、今(派遣会社の契約社員)に至る。年収は半分近くに減ったが、将来に対する不安はなくなった。フリーターのときに始めた単発の仕事をいつでもできる状態にしてあることとか、派遣会社にコネができたからいい仕事があったら紹介してもらえるかもとか、更に最近、在宅ワークをゲットしたということもある。
いずれも、ずっと大企業で正社員で働いていたら、できなかったコネクションからのお仕事。
どうも私は、1ヵ所から多額の給与をもらうよりも、数ヵ所から少しずつお金をもらうほうが安心できるらしいということがわかった。
こんなふうに、どんな状態なら安心できるか、ということは人によって違うと思うので、「どうしたら自分が安心できるか」「自分は何を不安に感じるのか」ということは知っておいたほうがいいのかも。

しかし実は、私の安心の背景にあるものは、貯金の額だったりもする。
そういった意味では、大企業で総合職で働いて本当に良かったと思う。
そして、そのときにあまり贅沢をしなかったことも。
生活レベルを上げないことも、不安を少なくする要因の一つかもしれない。
[PR]
by kumikokubo | 2006-01-26 01:29

正社員を目指す人にはチャンスの年

新年の更新がすっかり遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします★

さて、去年の暮れぐらいから急速に「人手不足感」が強まっている、というのは日経新聞の記事で感じていたところだけど、先月・今月で「正社員が決まった」というスタッフさんが数人いて、企業の採用活動の活発さを実感しているところ。
そして紹介予定派遣の案件も増えてきているし、直接雇用の契約社員を採用するという大企業も続々と出てきている。(数年間の期限付き、ってところが微妙だけどね)

というわけで。
正社員を目指す派遣スタッフさんは、今年がチャンスの年です。
今すぐにでも動くべきと思います。
といってもいきなり応募するということではなく、まずは自分のキャリアと価値観の棚卸しから。
今までどんな仕事をしてきて、どの仕事のどんなところが好きで、得意で、嫌いで、不得意で、ってことをよく整理して、自分の強みと弱みを考えて、どんなことをしたら自分が嬉しいか、充実感があるか、といったことを考えて。
自分にはどんな仕事や会社がいいんだろう?ってことを考えて。でも考えただけじゃわからないかもしれないから、求人情報で「こんな仕事があるんだー」ってことを知ったり、興味がある業界で働いてる友達(がいなかったら友達の友達とか)に「どんな仕事?」って聞いたり。
そして履歴書と職務経歴書を書いて応募して。

並行して考えなきゃいけないのが、契約の期間。
「立つ鳥跡を濁さず」という諺もあるように、やっぱり途中終了は避けて欲しいと思う。
たぶん、いま3月末までの契約の人がとても多いと思う。もしそのタイミングで、というのであれば、2月末までには内定をもらわないといけないから、いますぐ行動を開始すべき、と思う。または、少しゆっくり活動しながら5月末までに決めて6月末で終了とか。
2月末までの契約の人なら、焦らず今回は延長して、4月末をターゲットにするのをお薦めする。以前にも書いたように、就職活動のために契約を終了して無職になるのは絶対にやめるべきだ。
もし内定が出て、やむなく途中終了するときも、就職までに最短で1ヶ月、できれば1ヶ月半は見て欲しいと思う。なぜなら、後任の人を探すのに最低2週間はかかるし、そこから2週間で引継ぎ、となると1ヶ月は軽くかかってしまうからだ。
契約期間満了するのを前提に、もしどうしても途中終了しなければいけなくなったらすぐに派遣会社の営業マンに相談するとか、予め就職活動していることを営業マンに伝えておくとか、とにかく派遣会社の営業マンとはしっかりリレーションを取っておくことを本当にお薦めする。

スムーズな引継ぎができるよう、必要なさそうな業務は上司と相談して削減しておくとか、時間のあるときに引継ぎ書を作っておくのもおすすめ。そんなふうに効率的に仕事を進めることで、今の職場で「実績」を作れるかもしれない。

単に自分の就職を決めるということだけでなく、今の業務を見直ししたり、人間関係を良くするということまで考えられたら、ステキな人になれそうだと思いませんか?

ぜひ、がんばってください♪
[PR]
by kumikokubo | 2006-01-15 21:31