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「人を巻き込む力」の重要性

企業に求められる人材の要件として、「人を巻き込む力」のある人、というのがある。

基本的に、組織の中では自分ひとりで仕事はできないし、ポジションが上がれば部下を使わなければいけない。仕事の規模が大きくなればなるほど、一人ではできないのが当然だ。そんなときに、「人を巻き込んで動かす力」がとても重要になってくる。また、自分の考えやアイデアを実現したいと思ったら、それを上司に説明して納得してもらってGOサインをもらわなければならないし、かつ「自分のアイディアを実現させるために」、自分以外のメンバーを動かしていかなければならない。「単に自分がこのアイディアを実現させたいから」ではなく、「××のためにはどうしても、このアイディアを実現することが必要だ」といった視点でメンバーに説いていかないと、誰も自分の言うことは聞いてくれないだろう。
(もし、これを読んでいるあなたが「自分は一人でも仕事ができる」と思っていたら、それは任されている範囲が狭いか、任されているレベルが作業レベルなのではないかと思う)

妊婦の掲示板を見ていると、「旦那が(家事など)協力してくれない」とか「旦那には親になる自覚がない(自分が妊娠していても飲みにばかり行ってる、とか)」といった書き込み(愚痴)が、ものすごく多い。
そこで、ふと思った。「仕事以外でも、人を巻き込む力が必要なのだ」と。

自分で子供を産む女性は、自分の体調や身体の変化など、出産の負担を100%背負わなければならず、とても大変なのだ。それに対して実質的に何の変化もない男性はどうしても「他人事」になりがちだ。そんなとき「何で私の大変さをわかってくれないの!」と、キーッとなるのではなく、夫が「あー、確かにそうだなぁ」と納得するように、自分の思いや考えを伝えなければいけない。それは上に書いた「自分のアイディアを実現する」ために、関係ない人たちを巻き込んでいくのと同じことではないかと思うのだ。

私の友人で、とても上手に夫を巻き込んで育児をしているな、という人がいる。
彼女は専業主婦だけれど、2人目の子供を出産したときにはご主人に1ヶ月の育児休暇を取得させた(取得「させた」と思っているのは私だけで、きっとご主人が「自ら進んで取得した」のだと思うけれど)。私はそのご主人のことも以前からよく知っているけれど、子煩悩になるようなタイプでは全くなく、どちらかというとクールな印象の人だったので、きっと彼女が自分の思いを上手く伝えて納得させたのではないかと思う。

かくいう私は、夫に巻き込まれっぱなしである。
いつの間にか、夫の実家のすぐ近くにマンションを買って住む羽目になっているし、子供ができるのだから夫の趣味のバンド活動を少し控えて欲しいと頼んだのに、結局好き放題やらせることになってしまっている。
悔しいけれど、我が家では夫の方が「人を巻き込む力」を持っているらしい。もっと精進せねば。
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by kumikokubo | 2007-05-31 21:26