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仕事の幅の広げ方

前回、「仕事の幅を広げる」と書いたことから、ふと考えた。

「仕事の広げ方」には「横」と「縦」の2つがあるな、ということ。
「横」というのは、同じレベルだけど色々な業務を知る・できるということで、
「縦」というのは、1ランク上の仕事をするということ。これは、アシスタントじゃなくて「担当」の仕事をするとか、派遣社員ではなく正社員の仕事をするということ。または平社員ではなく管理職の仕事をするということ。

横に仕事を広げて「色んなことができるようになった!」と思っても、実は給与アップにはつながらない。「あれもこれもできます」とアピールしたところで、レベルが変わっていないからだ。

実力・給与を上げることが「キャリアアップ」だとすれば、それにつながるのは「縦」に仕事を広げていくこと。これは、仕事のレベルが変わるので、ちょっとしんどい。
今まで、社内で営業マンのアシスタントをしていた人が、営業と同じ外回りの仕事をするとしたら?と考えると、イメージしやすいと思う。

キャリアアップしたければ、いきなり縦に広げるのが早道だけど、横の幅を広げないと、縦に広げるのは難しい。
たとえば、営業としてモノを売るためには、商品知識・デリバリーの仕組み(受注~納期までの期間)・取引ルール(お金はいつ払えばいい?)などの様々なことを知らなければいけないし、アポを取るとか訪問するとか説明するといった基本的なマナーやスキルも必要とされる、と言えばわかりやすいだろうか。

もしかしたら、「自分はあれもこれもできる」と思っている人の中には、ただ「横の幅」を広げただけの人も多いのではないだろうか。
そして、横の幅を目いっぱい広げて、その会社ではこれ以上学ぶことがないと思って転職を考えてる人はいないだろうか。
横の幅を広げたら、次は縦に広げることを考えてみたらどうだろう?
縦に広げていくことは本当に終わりがない。次から次へと課題や壁が見えてきて、乗り越えたと思ってもまた、壁が見えてくる。だから飽きることもないし、「ここではもうやり尽くした」と思うこともなく、結果、長く続けることができる。

「新しい世界を見たい」と別の業界や仕事に移っていく人がいるが、仕事のレベルが横に移るだけではまたいつか飽きがくる。
同じ会社にいても、縦に仕事を広げていけば、常に新しい世界を見ることができる。

それから。業務分担が増えたり変わったりするとき、それは横の幅を広げるものか、縦の幅を広げるものかを意識するといいと思う。縦の幅が広がるときには特にチャンスだということと、そのときは特にしんどいから、しんどくなった時にその理由がわかれば、自分でも納得しやすいから。
幅が広がることはチャンスなんだから、間違っても「あれもこれもやらされる」なんてマイナスに捉えないで欲しい。
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by kumikokubo | 2006-07-16 14:30